履修問題
履修問題・・・古い話になりますが・・・
オバちゃん達が高校生の頃、やはり自分達で騒いだことがありました
倫社・政経などの教科を受験科目の授業にしてくれと!
で、一致団結!我がクラスは団体交渉をまねて、職員室になだれこんだのでありました
ところが、一喝
お前ら、バカだな~
まず団体交渉とは、団体で来るもんじゃない
代表を出して交渉するのだ、ほ~ら、やっぱりちゃんと勉強せねば社会に出てから恥ずかしいぞ
そもそも公立の高校なんだから単位というものがある
これが足りなくちゃ卒業もできないんだぞ~
地方の高校はとても大変です
学校で、補講をしてもらい、夏期・冬期講習は地元大学の先生を招いての講義
一生懸命勉強してもこんなもんです・・・
で、卒業してから世間を知るのです
地方は損だ・・・と
情報がまず ない!
これは致命的です
先日教育審議会のメンバーだというある女性コメンティターが
(単位について)公立はそういうところ、それが嫌だったら私立にすればよいのです
ではオバちゃんから一言
地方を知りませんね?
地方には私立そのものがマイナーな存在なのです
ちなみにオバちゃんのところには当時県内に2、3校
しかも私立は公立に入れなかったり、落ちた人がいくところでした
なので、私立から大学受験はもっと難しい・・・
地方の私立はそういうポジションでした
今は少し違ってきているのかもしれませんが、まだまだ公立が強いはず
もちろん授業料だって違ってきます
しかも地方と首都圏との貨幣価値の違いっていうのも考えてます?
それにしても、関東に住む我が子達は私立に入ったわけですが
人間形成には私立のカリキュラムはいけませんね・・・
まだまだ未知数の若者を高2ぐらいでもう理系だの文系だの分けてしまう
分けるのはいいけど勉強する機会すら与えない
実際こんなに極端だとは思いませんでした
いつどのタイミングで数学が好きになったり、古文に目覚めたりするかわからないじゃないですか
指導者との相性が良いとその教科って伸びたりするんですよ
でオバちゃんとしてはなにがいいたいかというと
受験科目を多くする!
これっきゃないでしょう~
そうすれば公立・私立の溝がせばまりそうじゃないですか?
高校生なんて親のすねっかじりなんだから、遊ぶことなんて考えずにもっと自身を磨くことが大切だと思います
晴れて大人になったら、やりたいことをすればいいんです
きっと高校生時代に培ったものが役に立つと思いますしね
いずれにしても、同級生をイジメたり電車で化粧なんかしてないで、もっと勉強しろ~
とオバちゃんはいいたい・・・