ちょっとぉ!
にこにこして はいっ と差し出す申込書
1200円です
あ、これ当たっているから!と、おばちゃん
機械で調べて ハズレ って印刷されているのに、
おかしい!当たっているはず
と言い張る
結局自分の見間違いだったんだけど、じゃこのロトお金ないからいらないわ ってさ~
取り消しさせたうえ、その申込書返してよ、ってそんなに言わなくてももちろんお返ししますよ
一時間ほどしてからそのおばちゃんがまたきた
さっきは悪かったわね~
いいえ
はい、これ買うわ、と同じ申込書を出す
1200円です
こまかいお金で払ってあげるわ
と、10円 5円でカルトンがい~っぱい
あげるぅ??? あげるだって? 冗談じゃないわよ!
と喉まで出かかった言葉をゴックンして
またお願いします・・・ とは言ったものの
もうくんな! と心の中で叫んでいたアタシ
絶対 当たりますようになんて言ってあげないっ